ヤミ金の新形態

総量規制の縛りを受けない銀行系カードローンなどでは、コンビニATMでも簡単に借り入れや返済ができる上に、テレビコマーシャルなどでも人気の芸能人を採用するなどで、利用者を急増させました。

その結果、今度は銀行による過剰な融資が懸念され、規制が一部強化されました。

しかし、金融機関からの借り入れに制限がかかり、銀行系カードローンも規制を強化し、さらにファクタリングにまで規制がかかれば、中小や零細企業で運転資金に困った方たちはどこを利用すればよいのでしょう。

資金の調達先を失った個人や中小企業は、闇に潜ったヤミ金業者から資金を調達しなければならなくなり、まさに「闇金パラダイス」の時代が訪れたのです。

資金を必要とする需要と、資金を提供したいという供給、この2つのバランスが重要です。
貸金業法の規制と同様に、ファクタリングまで規制してしまったら、供給するためには裏社会に生きるしかありません。

そのような時代が訪れようとしている今、社会問題となっている振り込め詐欺のような個人を標的とする犯罪が、今度は企業を対象とした社会問題となることも十分にありえます。

ファクタリングは売掛先から売上代金が回収できなくても償還請求権ない契約なので、譲渡人が弁済の責任を負うことはありません。

しかし、責任のない譲渡人に返還請求する業者や、譲渡した債権を買い戻しさせるジャンプという取引を行う業者が存在するなど、ファクタリングとは言えない取引が多数行われています。

ファクタリング業者と表明するも、本来のファクタリングとは異なる内容で取引を行うヤミ金業者が多数存在していますので、このような悪徳業者は厳しく取り締まるべきでしょう。

闇金被害

SNSで拡大する「個人間融資」とは

SNSで拡大する「個人間融資」に潜むヤミ金業者、中には性行為条件「ひととき融資」と呼ばれるものも

ヤミ金一口にヤミ金といっても、そこには色々なやり口で金に困ている人達の弱みに付け込む輩がいます。

例えばこんなことも起こっています。

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やインターネットの掲示板を使て、面識が全くない人同士がお金の貸し借りする「個人間融資」と呼ばれる方法でトラブルが増大しています。

この中にはヤミ金融業者が暗躍しているケースがあります。
融資には保証金必要だと相手に要求し、一円も融資することなく保証金を騙し取る場合や、性行為を融資条件とする「ひととき融資」と呼ばれるものもあるようです。

よくもまぁ~悪どいことを次から次と考え付くもんだと感心します。

これら闇金業者らから身を守るためには我々も武装しなければなりません。

一番は彼らの罠にはまらないことですが、罠に落ちた場合にどうすべきかを知っておくことが大切なことです。

人間は恐怖や不安になるとパニックになり、正常な判断ができなくなります。
その心理を突いたのが闇金の取り立てです。

昼夜問わない督促の電話、頼んでもいないピザや寿司の出前、救急車や消防車の依頼など身が縮むようなこともやります。

それに対応するのは一人では無理でしょう。

法テラス、弁護士協会、貸金業協会、消費者センターなどの法的機関を利用すべきです。

過去に利用したことがある方でも相談に乗ってくれますので早く連絡しましょう。

闇金に強い弁護士・司法書士の情報

闇金への対処方法

闇金の取りたて被害に遭っている方から次のような問い合わせが多くよせられています。

『闇金からお金を借りてしまい、先週の金曜日が返済日でしたがお金を用意できず払っていません。
連絡するのも怖くてしていません。月曜日から督促の電話があるのでしょうか? また、その場合には電話にでなくても問題ありますか?』

で、一般的な無責任な回答がコレです。

『連絡があっても無視しましょう。
闇金は、貸金業法違反で重い罰則がありますし、返済する必要がありません。

脅し文句に屈してしまうとダメです。
闇金とは連絡を絶って警察などに被害届などを出しましょう。』

と言うものです。

闇金は債務者に連絡が取れないと本人はもちろん、家族や職場、隣近所にまで嫌がらせの電話攻勢が始まります。

これに耐えるのは難しいと思います。

また、警察に相談しても現実的には取り合ってもらえない場合が多いです。
傷害や器物破損など事件性がないものは「民事不介入」の原則により解決に動いてくれないからです。

一番良いのは、闇金案件に詳しい弁護士か司法書士に解決を依頼することでしょう。

もし、闇金被害を解決できる専門家をご存知なければココをクリック

闇金被害の相談窓口

債務整理本当にお金に困って、どうにもならなくなってしまった場合、一般的な消費者金融からもお金を借りることが不可能なっていることが多いでしょう。

そうなると、違法な高金利、厳しい取り立てがあることが分かっていたとしても闇金に手を出さざるを得ない人がいます。

闇金でお金を借りると、借りる時は非常に簡単で、代わりに返済するのはとっても難しいです。
法外な利息を付けて返済をするように要求されて、それこそ何もしなければ一生お金をむしり取られ続ける事も考えられます。

ただ、そうなってから気づいてもどうしようもないと一人で抱え込んではいけないです。
たとえ、闇金であろうとも法律で制限された金利を上回る利息に関しては無効となります。

そのために、債務整理を行えば借金を減らせるだけではなく、今まで払っていたお金を取り返せる可能性もあります。

交渉する場合、相手は法律違反を承知で行っていますから、自分だけで交渉しようとしてもまともに相手にしてもらえない可能性が大きいです。

そこで、唯一の対策として闇金専門の弁護士に相談することです。なにより安心・確実です。

弁護士に頼むお金なんてないという場合でも、相談ならば無料で相談にのってくれる弁護士がいます。
取り返したお金の中から報酬を貰うなど、お金が無くて困っている事は弁護士の方でも承知済みであるために、今お金が無い場合でも分割にしてくれるなど、何とかしてくれる事が多いです。

自分一人で思い悩んでも解決することはできません。
闇金被害を相談して解決するには闇金相談窓口を設置している弁護士か司法書士事務所に連絡しましょう。

自己破産しないですむには

債務整理債務超過にならないためのポイントは”家計における固定費”を見直すことです。

支出が収入をオーバーしている場合は、教育費や趣味代、交際費などの固定費を見直し、それが本当に必要なであるのかを明確にして今一度考えてみる必要があります。

その他にも家族に借金があることを打ち明けていない人もおられるようですが、それは絶対にダメです。

負債の情報を皆で共有することで、家族の問題意識も強くなり、浪費も減少するでしょう。また、今の段階では借金がない人でも、不測の事態であるリストラや家族の病気などで突然収入がなくなる可能性もあります。

そんな意味から、預貯金は年収1年分ほどあるのがベストだと思います。

そのうえで、一番肝要なのは、「周囲の人にも頼る」という考え方です。

自己破産や夜逃げに発展する前に、家族や友人、専門家などに必ず相談しましょう。破産寸前で思考が停止し、客観性を失念している状況では、第三者の意見は特に重要です。

”このままでも問題ないだろう”という根拠のない自信を引き起こす前に、周囲の方に抑止してもらうことで最悪の状況を避ける事ができます。

ちなみに、自己破産など債務整理に対する弁護士への相談料は着手金と成功報酬で4万~5万円が相場のようです。

高い借入利息を勘案すると、借金が50万円以上にもなるようなら相談した方が大方はお得です。

と、いうことで借金返済に苦しむ人は今すぐ弁護士に相談しましょう。

【自己破産しないための7つの習慣】
・お金もないのに、無用な意地や見えは張らない
・浪費以外のストレス解消法を持つ
・お金で買った人間関係は捨なさい
・固定費を一度洗い直ししょう
・家族には借金があることは話ておこう
・貯蓄は年収1年分をメドに
・友達や専門家に支援やアドバイスを受けなさい

個人再生と闇金の任意整理

個人再生には何個かの不利なことがあります。

一番は高額であるということで、減額した以上に弁護士へ支払うお金が上回ったという事もあります。また、この手段は手続きの期間が長くなってしまうので、減額してもらえるまでにかなりの時間がかかることが少なくありません。

交渉を通して合意成立した後に、お金が必要な理由がいかなるものであっても、消費者金融などで借入を申し込んだとしても、審査される際に受かりません。

信用情報機関のブラックリストに載ってしまったら、記載が削除されるまでには5~10年の月日が必要であるため、その時間を待てば借り入れが出来ます。

借金が膨大すぎて、手も足もでなくなった時は弁護士や司法書士の力を借りましょう。

これ以上の返済は不可能だという場合は自己破産という選択ができます。数年の間、海外に渡航できなくなるなどの制限をうけますが、借りたお金は無くなります。

個人再生という選択をするには、安定した収入などのある程度の条件が必要となります。借金の返済ができなくなった場合に、お金を借りている人は、弁護士を通して債権者と一緒に話して月々にいくら支払い可能なのか、返済する額を調整します。

これが任意整理と呼ばれるものですが、その場合に、銀行口座が凍結されてしまうことがあります。銀行にお金を預けている場合は債権者に持って行かれてしまうので、事前に銀行から引き出しておきましょう。

また、ヤミ金融からの借金は任意整理しか方法がありません。裁判所を通した破産、個人再生などは違法な闇金業者が敬遠するからです。
よって、闇金に詳しい弁護士や司法書士に依頼して交渉します。
成功するコツは、闇金トラブルに詳しい弁護士、司法書士を探せるかにかかっています。

キャッシング依存で借金まみれの生活に

時間をかけずに借り入れしたい人は、オンラインキャッシングが便利です。
申し込みから融資までが早く済ませられるので、検討してみてください。しかし、当然ですが審査に通らない場合、貸し付けてもらえません。

ご自身が希望する口座に、即日入金されるものもあるため、事前に総合情報サイトなどで自分に適したサービスがあるかどうかチェックしておくと間違いがありません。
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債務整理に至るまで

債務整理債務整理を考えている方は、その前に複数の借金をおまとめローンで一本化できないか金融会社に確認してみましょう。

本来の借金の額自体は変わりませんが、大きなひとつの債務として取り扱われるようになり、利息の重荷が少しは減らせる可能性があります。
返済していたそれぞれの会社への返済も1つにまとまりスッキリして、今までのように複数の会社の返済日をチェックするようなことは、しなくてもよくなります。
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債務整理をすると困ること

これまでに債務整理で借金を整理した経験がある人は、絶対に金融機関のローンや借入が可能でしょうか?
法律よれば、債務整理者に借入の制限がかかるようなことはありません。

ですから、絶対に借入できないというわけでもありません。ですが、大手消費者金融や銀行からの借入は難しくなります。

逆に、小さな消費者金融では融資を受けられる可能性もありますから、調べてみると良いでしょう。
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クレジットカードと債務整理

その利便性の高さから、つい使い過ぎてしまうクレジットカードですが、返済能力を超えた場合、返済が難しくなってしまいます。
仮に一括でお金が引き落とせなくなったら、リボ払いに変更するしかありません。ですが、リボ払いの返済も遅延することも少なくありません。

返済に追われるようになると、精神的にも追い詰められてしまいますから、増えすぎた借金を債務整理で解消し、返済の負担を減らしましょう。抱えきれなくなった借金を整理するのに有効な債務整理ですが、残念ながらデメリットもあります。
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