私がゴルフを始めたわけ

わたしがゴルフを始めたのは、15年前のこと。
ゴルフ練習場でアルバイトを始めたのがキッカケ。当時のゴルフといえば、おじさんのスポーツの定番というイメージ。
実際、わたしが働いていたゴルフ練習場のお客様もほとんどがおじさんと呼ばれる世代の男性でした。
そんなある日、仲良くして頂いていた常連のお客様に「一発打ってみー」と誘われ、気がつけば打席に立っていました。
わたしは昔から運動神経はいい方でしたし、球技には特に自信がありました。
それに、動いてるボールならまだしも、止まっているボールが当たらないハズがないとたかをくくり、エイっと思いっ切りスイング!
結果は
見事に空振り!お客様達に大爆笑されるという恥ずかしいゴルフデビューとなりました。

その日から、負けず嫌いのわたしは仕事の後にこっそりと練習するようになりました。
そのうちに、今日は当たった!今日はドライバーで打てた!今日は150ヤードも飛んだ!と日に日に上達をしていき、すっかりハマっていったのです。
1年ほど練習場で特訓をしたころ、常連のお客様がコースに連れて行って下さることになりました。
この1年、週3回くらいは練習していましたし、自分で言うのもアレですが、なかなかキレイなフォームで遠くまで飛ばすことが出来ていました。
ところが、コースに出てみると100パーセント当たっていたハズのドライバーで空振り、アイアンではダフってばかり、パターなんて論外でした。終わってみれば180は叩いたと思います。

でも、その時に気付いたのです。ゴルフというスポーツはこれだから面白いんだな?と。
昨日まで出来てたことができなくなったり、飛ばなかった距離まで飛ばせるようになったり。他人とではなく常に自分との戦い。そここそがゴルフの魅力であり、わたしがハマった理由だなと。

それでも悲しいかなサラリーマン、定番の月1ゴルファーですが今でもコースラウンドに行く前日はワクワクで眠れません。